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加曽利貝塚、特別史跡に

 

山本よしかず からのメッセージ

山本よしかず からのメッセージ
 

 国の文化審議会が千葉市若葉区の加曽利貝塚を特別史跡に指定するよう、文部科学省に答申しました。秋には指定される見通しです。特別史跡の指定は、平成12年度以来17年ぶり。縄文時代の特別史跡としては4例目ですが、貝塚としては日本初となります。もちろん、県内では初めての特別史跡。貴重な史跡の保存に努力されてきた方々に敬意を表します。

 

 加曽利貝塚は国内最大級の縄文時代の集落跡です。約2400カ所ある全国の縄文時代の貝塚の中で、集落を伴う貝塚では日本最大級の遺跡です。直径140㍍の環状の北貝塚と、長径190㍍のひづめ型をした南貝塚が一部で重なり、「8」の字型をしているのが特徴。約5000年前の縄文時代中期に北貝塚、約4000年前の縄文時代後期に南貝塚が形成されはじめ、約3000年前まで続きました。「東京湾岸の貝塚群では最大規模」「2000年間にわたる居住が認められる」「保存状態が良好」「埋蔵人骨が多い」として、周辺地域を含む約15.1㌶が国の史跡に指定されています。

 

 特別史跡とは、史跡の中でも特に価値が高いとして指定されるもので、国宝と同格です。現在、全国に61件ありますが、そのうち縄文時代のものは三内丸山遺跡(青森)、大湯環状列石(秋田)、尖石石器時代遺跡(長野)の3件です。 大型貝塚が形作られた始まりから衰退まで、縄文人の生活文化の変遷を一つの遺跡で見ることができる加曽利貝塚は、明治時代から多くの人類学者や考古学者が発掘に訪れるなど、我が国の考古学発展に大きく寄与しました。

 

 縄文時代から続く景観が今も残る加曽利貝塚ですが、1960年代には開発の危機にさらされました。この地を取得した会社によって貝塚の一部が破壊されたことから市民主導の保存運動が全国規模で高まりました。国会でも取り上げられ、その後の文化財保護に大きな影響を与えました。貴重な加曽利貝塚が開発の波に飲み込まれず、今もその姿があるのは、多くの人々が保存に向けて立ち上がったおかげなのです。

 

 博物館が設置された貝塚を訪れた人々は縄文人の生活に思いをはせ、「日本の歴史を感じるスポット」「自然公園として豊かな敷地で、いろいろな想像が膨らむ楽しい場所」などと感想を語っています。

 

 千葉県には、飾り大刀が17振り以上も出土した木更津市の金鈴塚古墳など、後世に残すべき史跡がたくさんあります。加曽利貝塚の特別史跡指定は、もう一度これらの史跡保存を考える良い機会ではないでしょうか。

 

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