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12月県議会で自民党代表質問

山本よしかず からのメッセージ

 さまざまな出来事があった平成30年もまもなく暮れようとしています。来年には元号が変わります。果たしてどのような時代が私たちを待ち受けているのでしょうか。

 

 平成30年最後の定例県議会の12月県議会で、自民党を代表して質問を行いました。質問戦のトップバッターとして登壇して、県政が抱えるさまざまな課題の現状や今後の施策をうかがい、森田健作知事らから丁寧な答弁をいただきました。知事の政治姿勢を皮切りに医療や防災、交通安全など広範囲に渡った質問の中からいくつか、質問と県執行部の答弁を紹介します。

 

 まず、県立高校の普通教室へのエアコン設置です。今年の夏は異常な暑さに見舞われました。この暑さの中、エアコンのない教室で勉強する高校生の健康が心配されたことから、9月県議会の我が党の代表質問で、県立高校すべての普通教室へのエアコン設置を県に要望、その後10月には、既に設置されている県立高校において保護者が負担しているリース代や電気代を県が肩代わりするよう求める要望も盛り込まれた緊急要望書が、河上茂自民党千葉県連幹事長から森田知事に手渡されました。

 

 この緊急要望に対して森田知事は、「重く受け止める」と答え、12月県議会へエアコンがない19県立高校の普通教室にエアコンを設置する費用を盛り込んだ補正予算案を提出しました。この事業に関連して、いつまでに設置が完了するのかという私の質問に、森田知事は「来年の夏休み中に整備を終えたい」と答弁しました。また、既設置校の費用負担については、来年度から県負担とする考えで、来年2月県議会に予算案を提案する予定であることを明らかにしました。

 

 来年4月に県の企業土地管理局は水道局と統合して企業局になることが決まっていますが、これまでの土地造成事業によって生じた「残余資金」の取り扱いが課題になっています。代表質問で改めてその具体的な使途を聞きましたが、「仮称・社会資本整備等推進基金」を設置して産業振興や県立病院の整備、道路ネットワークの整備などに活用する方針ということです。

 

 交通安全も大きな課題です。警察本部長の答弁によりますと、昨年に比べて増加傾向が続いている今年の交通事故死亡者のうちの半数、さらに歩行中の交通事故死亡者のうちの約7割がいずれも高齢者だということでした。高齢者や幼児・学童などの交通弱者を交通事故から守るためにも、運転者にマナーやルールの徹底を呼び掛ける街頭監視や指導をより強化していただけるよう要望しました。

 

 12月県議会での私の質問と県当局の答弁の詳細は「山本よしかず県議会リポート」として、1月1日の新聞に折り込まれ八街市の家庭に届けられる予定です。また、自民党千葉県連のホームページでも掲載されます。どうぞ、ご覧になってください。

 

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