山本よしかずからのメッセージ
安倍首相が総理の職を辞すると発表しました。持病が再発、治療するためには国民の負託に応えられないということでした。内閣総理大臣として確固とした実績を積み上げてこられ、来年秋までの残る任期で新型コロナウイルス対策を初め、経済回復や憲法改正など政権の総仕上げにまい進されると思っていただけに大変残念です。
突然の辞意表明は日本国内はもとより、世界中に衝撃を与えました。世界各国の要人は口をそろえて安倍首相の功績を讃え、退陣表明に遺憾の意を表しています。アメリカのトランプ大統領は「最大の敬意を表したい。とても残念だ」と述べ、英国のジョンソン首相は「安倍晋三氏は首相として日本のため、世界のために偉大な業績を残した」とコメントしています。
オーストラリアのモリソン首相は「安倍首相は、日本にとって卓越した国際外交官でもある。地域の繁栄と安定を支持し、第一級の経験豊富な政治家としてリーダーシップを発揮した」と語っています。その言葉通り、安倍首相は真摯な外交姿勢で世界の中での日本の存在感を高めました。
功績の第一はアベノミクスで景気を回復させ、雇用を改善させたことでしょう。トランプ大統領と親密な関係を築き、我が国の安全保障をより強固なものにもしました。働き方改革を実行、さらに、アメリカ抜きでのＴＰＰ（環太平洋パートナーシップ協定）をまとめ上げた手腕は世界各国の注目を集めました。
信念を持って語り、行動すべき時に行動する類まれなリーダーシップを持った為政者であり、任期を待たずして政権を去られるのは本当に残念です。7年8カ月の長期に渡って国政の先頭に立ち、日本を引っぱってきた安倍首相の労苦に対して改めて感謝するとともに病気の快癒を祈ります。
9月16日から9月県議会
９月定例県議会が9月16日に開会します。引き続いて新型コロナウイルス感染症対策が主要な議題になると思われます。代表質問は千葉テレビで放映が予定され、インターネットで代表・一般質問の模様が放映されます。ご視聴いかがでしょうか。