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コロナ抑制に実効性ある対策を

山本よしかずからのメッセージ

 新型コロナが急激に拡大しています。東京都のモリタニング会議では専門家が「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態。災害と同様に、自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要な段階である」と述べ、災害発生時と同様の非常事態と警鐘を鳴らしました。


 1日当たりの新規感染者が全国では2万人に達し、県内でも連続して1000人を超える事態になっています。千葉、東京、大阪などに緊急事態宣言が出され、飲食店での酒類提供自粛、そのほかの飲食店は午後8時までの時短営業、人々には不要不急の外出の取りやめなどが呼びかけられていますが、感染拡大が止む気配を見せません。


 熊谷知事ら首都圏の1都3県の知事が連名で、国に緊急事態宣言措置の強化を要請しました。具体的には、百貨店の地下やショッピングモールへの人出を抑制する措置が実施できるように対処方針を変更することや、都道府県をまたいだ人の移動を減らすために、航空機や鉄道など公共交通機関の利用を国の責任で抑制する対策を講じるよう求めました。


 緊急事態宣言下にも変わらず、繁華街の人出はそれほど減らず、深夜まで酒類を提供する飲食店も目につきます。新型コロナの拡大を抑えるために、これまでの対策に加えて新たな実効性がある対策を打ち出していただきたいと思います。


東京オリンピック閉幕

 東京オリンピック2020が17日間の熱闘に幕を閉じました。コロナ禍にあって、中止や再延期などの意見もあったオリンピックでしたが、これといったトラブルもなく、私たちの心に感動を残した大会でした。


 日本選手の活躍が目立った大会でした。金メダル27個、銀メダル、銅メダルを合わせた合計メダル数は58個でいずれも過去最高でした。スムーズな運営が出来たのは、大会が中止になるかもしれないという状況の中で、一人ひとりがしっかりとリハーサルを積み重ねてきた結果だと思います。ボランティアや裏方を含めたすべての大会関係者に金メダルを贈りたいと思います。

 

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