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公立小学校にスクールバス導入を

山本よしかずからのメッセージ

 参議院選挙の投票が行われ、千葉選挙区では自民党現職で元少子化担当相の猪口邦子氏と自民党新人の臼井正一氏が当選を果たしました。両候補、および、自民党に一票を投じていただいた有権者の皆様に厚くお礼申し上げます。

 臼井氏は元県会議員で、これまで私たち自民党ちばの仲間とともに、住み良い千葉県づくりにまい進してきました。国政に活動の場を移しての引き続いての活躍に大きな期待を寄せたいと思います。

 八街市内で下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、5人が死傷した事故を受けて、私、山本義一は自民党県連の河上茂幹事長らとともに文科省を訪れ、末松信介文化相宛てにスクールバス運行に関する財政支援と、運行を制限している現行制度の要件緩和を求める要望書を提出しました。

 痛ましい事故以来、通学路の危険個所の解消を求めてきましたが、それが速やかに実現できない場合、児童を交通事故から守るにはスクールバスによる登下校が有効と考え、各方面に導入を訴えてきました。ただ、現行の制度では、スクールバスによる登下校は小学生が4㌔以上、中学生が6㌔以上などの厳しい制限があります。登下校の際の交通事故は、学校の近くでも起こるかもしれません。ぜひともこの制限を外して、距離に限らずスクールバスを運行できるようにしてほしいと、スクールバスの購入費や運行経費の自治体からの支援とともに要望しました。

 公立小学校へのスクールバス制度の導入は、猪口邦子参議院議員も熱心に取り組んでいただいていて、有志議員とともに「勉強会」を立ち上げ、事故後の昨年7月には公立小へのスクールバス導入を盛り込んだ緊急決議を国家公安委員長に提出しました。さらに、8月にはスクールバス導入を目指す自民党の議員連盟を立ち上げて会長に就任、モデルケースとして八街市を含む全国5カ所で先行導入するよう政府に求めてきました。下校途中の児童が犠牲になったあのような痛ましい事故が二度と起きないように、公立小学校へのスクールバス導入をぜひとも実現したいと思います。

 暑い日が続いています。関東甲信越地方では、平年よりも22日早く梅雨明けし、その後は気温がぐんぐんと上昇、連日、猛暑が続くなど記録づくめの6月でした。

 この猛暑、太平洋西部で温かい海水がより多く蓄積するラニーニャ現象のせいだということです。フィリピン沖などで積乱雲が活発に発生し、太平洋高気圧が北に張り出しやすくなって、全国的に暖かい空気に覆われました。加えて、チベット高気圧が太平洋高気圧の上に張り出して、2枚重ね布団のようになり、暑さに拍車をかけました。気象庁は7月後半と8月後半に特に暑い日が続くと予報しています。これからが夏本番。わが身を酷暑から守る手だてが必要です.


 猛暑が続くと予想されている中、熱中症の予防に十分、気をつけましょう。エアコンの適切な使用やこまめな水分補給が必要です。特に高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、熱中症の危険が高まります。手足がつる、吐き気、頭痛、めまいなどが熱中症の症状です。少しでも異変を感じたら、体を冷やし、ナトリウムなどの電解質を含有するスポーツドリンクを多く飲みましょう。症状が強かったら躊躇せずに病院に行きましょう。皆さんが健やかにこの夏を過ごされることを願っています。

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