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泣き、笑いの2022年を振り返る

山本よしかずからのメッセージ

 令和4年もあとわずか。今年1年、様々な出来事がありました。来年は嬉しく楽しい出来事がたくさんありますようにとの願いを込めて、時には喜び、時には悲しんだ令和4年を私なりに振り返ってみたいと思います。


 京都・清水寺で発表された今年の世相を表す漢字は「戦」。ロシア軍のウクライナへの侵攻は世界各国の憤りを誘いました。北朝鮮の度重なるミサイル発射、中国公船の領海侵犯などの我が国に対する挑発行為もありました。


 7月に行われた参院選では自民党が63議席を獲得、改選定数の過半数を占めて大勝しました。奈良市での応援演説の最中、安倍元首相が旧統一教会に恨みを抱く男に銃撃され、命を落としました。理由は何であれ、直接には関係ない人を殺めるのはテロ行為であり、許しがたい行為です。


 新型コロナウイルス感染症も猛威をふるっています。11月に入って、日本が世界一、感染者が多い国になりました。12月23日現在の累計感染者数はおよそ2800万人で、一人で何回も罹患しなかったとしたら、国民5人に1人が新型コロナウイルスに感染したことになります。第8波も危惧されています。ワクチン接種、マスク着用、3密を避けるなど、わが身を守る行動を徹底しましょう。


 物価の値上げが続き、国民の台所を直撃しています。ソビエトとウクライナの交戦で、小麦などの穀物の流通が滞り、原油輸出が停滞したのが背景ですが、いったん値上げされた商品が、以前の価格に戻ることは稀です。政府の実効ある対策が待たれています。


 スポーツでは明るい話題が相次ぎました。2月に北京で開催された冬季五輪で、日本勢は過去最多の18個のメダルを獲得しました。ロッテの佐々木朗希投手は28年ぶりの完全試合を達成。サッカー日本代表はカタールW杯で健闘、死の組と言われたグループEで優勝候補のドイツ、スペインを撃破、トーナメントでもクロアチアと互角の戦いをし、国民を熱狂させました。


 地元の八街市でのニュースと言えば、新型コロナウイルスの流行で長らく行われなかった八街神社の大祭が11月5、6日の両日にかけて、4年ぶりに開催されました。神輿と山車が市内を練り歩き、大勢の観客から歓声が上がりました。11月20日の市長選挙では北村新司氏が当選し、引き続いて市のかじ取り役を果たすことになりました。


 私事ですが、前県議会副議長だった鶴岡宏祥県議の辞職により、新たな副議長の大役を仰せつかり、9、12月県議会で大過なくその重責を果たすことが出来ました=写真=。これからも佐野彰議長を補佐して、円滑な議会運営に努めたいと思っています。


 さて、来年はどのような年になることでしょう。戦いや流行り病がない穏やかな年になってくれればいいのですが。

 

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