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がん撲滅へ県条例制定へ

◆がん撲滅へ県条例制定へ◆
 
 がんの撲滅を目指して、我が党はがん条例の制定を目指しています。医学の進歩で、早期発見ならばがんも決して不治の病ではなくなりました。早期発見のための検診の充実、治療のための医療水準の向上などを目指し、がんから県民の命を守るのが目的です。 
 
   より良い条例にすべく、条例案の作成作業に私も参加、県がんセンターや放射線医学総合研究所を視察して医療現場の声を聞くなどの準備を重ねています。このあと党内で協議を重ね、来年の2月県議会に条例案を議員提案する予定です。 
 
   昭和53年年以来、がんが我が国の死亡原因の第1位になっています。県内でも同様で、平成22年にはおよそ15000人ががんで亡くなり、心疾患や肺炎、不慮の事故などを引き離して死因のトップになっています。 
 
   がん撲滅に向けて、国は平成19年4月に「がん対策基本法」を制定しました。その後、「がん対策推進基本計画」をつくり、都道府県に「がん対策推進計画」の策定を義務付けました。これに応じて現在、多くの道府県ががん条例を制定しています。 
 
   例えば、2008年3月制定された「神奈川県がん克服条例」では、がん克服のための県、保健医療関係者、それに県民の責務が定められ、がんの予防や早期発見を推し進めると定めています。また、医療水準の向上や緩和ケアの推進も掲げています。 
 
   県内では匝瑳市や柏市が既にがん条例を制定しています。それなのに県条例がないのはおかしいと、我が党が制定に乗り出しました。条例案がどのような内容になるのか、まだ検討の最中ではっきりとはしていませんが、先発の道府県の条例も参考にしながら、充実した条例案を作り上げたいと思っています。
 
 
 
 
 
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