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安全な千葉県産の新米

◆安全な千葉県産の新米◆
 
 八街市の市議会議員選挙が行われ、22人の議員が決まりました。投票率は過去最低だった前回をさらに2・34ポイント下回る47・04%でした。今回の選挙では新人が9人立候補しましたが、現職・元職が全員当選するという、新人にとって厳しい選挙となりました。産業振興、交通網の整備、都市基盤の整備など、八街市が抱える課題は数多くあります。地元選出の県会議員として、市議会の選良と手を携えてより良き八街市を築く決意を新たにしています。 
 
   さて、季節は実りの秋です。八街市でも刈り取られた田が広がる秋の風景があちこちに見られます。それを見ていて思ったのですが、昔と比べて最近は、稲刈りの時期がずいぶんと早くなりました。千葉県が全国でも有数の早場米地帯で、早稲品種の栽培が多いということもあるのでしょうが、8月のお盆が過ぎるともう稲刈りの算段をする農家が多いようです。 
 
   稲刈りといえば秋の風物詩だったのですが、なぜ、夏の炎天下に稲刈りをするようになったのでしょう。理由の一つとして、台風がやってくる前に稲刈りを済ませてしまいたいと、田植えを早める傾向があるそうです。新米をいち早く市場に出せば、有利な価格で取引されるという市場原理も背景にあるでしょう。いずれにしても、猛暑の中で稲刈りに精出した農家はさぞかし大変だったと思います。 
 
   今年の作況は8月中旬現在で作柄指数99~101の「平年並み」ということです。いつもなら、稲作農家にとってまずまずの収穫の秋になったはずですが、今年は原発事故による放射性物質の心配が持ち上がりました。それも、県が米を生産している県内の52市町村271地点を調査した結果、暫定許容値を上回る地点は一カ所もなく、県内全市町村(稲作が行われていない浦安市、鎌ケ谷市を除く)で23年産米の出荷・販売がOKということになりました。 
 
   農家の方々が愛情を込めて育て、収穫した新米の味は格別です。消費者の皆さんに安心して存分に味わってほしいと思います。
 
 
 
 
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