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2010年を振り返って

◆2010年を振り返って◆
 
 旧い年が暮れ、新しい年が明ける。その時期が来ると、毎年、月日が過ぎ去る早さに感慨を新たにするのですが、特に2010年は、県議会に送っていただいた八街市の皆さまのご期待に沿おうと、無我夢中で県政に取り組んでいたせいもあって、瞬く間の1年間でした。しかしながら、今振り返ると充実した日々が続き、おそらく一生忘れえぬ年になることでしょう。 
 
推す人もあって2010年早々に行なわれた補欠選挙に挑戦、たくさんの八街市民の後押しで初当選をさせていただきました。「信義をもって県政に」。初めて県議会に向かう日、胸に刻んだ言葉です。自分を信じてくれた人に義理を果たさなければならない。以来、県会議員として行動するとき、いつもこの言葉を思い出し、かみしめて参りました。 
 
   県議会で、最も自分の主張や要望を県当局に伝えられるのが一般質問の場です。私は当選早々の2月県議会で登壇し、初の一般質問を行ないました。「市民が安心して暮らせる、安全なまちを」との公約を実現しようと八街市への警察署設置を県警本部長に要望し、さらに、我が国の食糧自給率向上に欠かせない農業担い手の確保についての県の施策を、森田健作知事に聞きました。 
 
   9月県議会でも一般質問に立ちました。八街市の鉄道の便の改善を訴えたかったのです。総武本線の複線化や成東発快速の増発、榎戸駅東口の開設をJRに働きかけるよう、県当局に要望しました。また、商店街の活性化や待機児童の解消もお願いしました。 
 
   役員としてかかわったゆめ半島ちば国体の開催も忘れられぬ思い出です。開会式の夜、天皇、皇后両陛下をお迎えして開かれた役員会で、天皇陛下から声をかけていただきました。落花生で有名な八街市選出の議員だと自己紹介し、夏の日照りで農家が苦労していることをお伝えしますと、「それはたいへんですね」と、心からご心配しているようにお話されました。農作物の出来栄えを心配し、農家の心労をお気遣いになる天皇陛下の優しいお心遣いに触れて、思わず涙が出ました。 
 
   地元では、八街駅と東京駅を直結する高速バス運行の実現を喜んでくれた市民がたくさんいました。「八街市民が利用できる高速バスを運行してほしい」という、かねてからの私の要望を実現してくれた京成バスとフラワーバスに改めて感謝いたします。 
 
   若さに任せ、一直線に走りきることが出来た2010年でしたが、これも温かく見守ってくれた県民の皆さま、多くの助言をいただいた八街市民の皆さまのお陰です。改めて御礼を申し上げるとともに、引き続いてのご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。
 
 
 
 
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