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観光振興へ県民皆がもてなしの心を

◆観光振興へ県民皆がもてなしの心を◆
 
 いよいよ 本格的な旅行シーズンになりました。東京に隣接した観光地である千葉県にも、今年も多くの観光客が訪れることと思います。ちなみに、平成20年には延べ1億4793万人が千葉県での観光を楽しみ、4964億円を消費しました。 
 
   この数字から分かるように、観光は千葉県にとって大事な産業の一つなのです。山や海などの観光資源を生かそうと、県は「観光立県ちば推進ビジョン」を策定し、観光振興に取り組んでいます。東京湾アクアラインのETC通行料が800円に引き下げられた昨年の夏は、「雄大・爽快・千葉の海」をキャッチコピーに、観光キャンペーンが繰り広げられました。この甲斐あってか、昨夏は、県内主要観光施設への観光客数が前年同期比で約15%も増えました。 
 
   しかしながら、課題も数多く横たわっています。平成20年の年間観光客のうち、実に4割近くが東京ディズニーリゾート、成田山新勝寺、海ほたるの3施設への、主に日帰りの観光客なのです。千葉県の観光産業をさらに振興するには、通年観光の実現に加え、宿泊施設を充実するなどして宿泊客を増やす算段をしなければなりません。 
 
   さらに大切なのは、お客をもてなす心「ホスピタリティ」の醸成です。今秋にはゆめ半島千葉国体・大会が開催され、数多くの選手や観客が千葉県を訪れます。県民皆が、お客を歓迎する心を持とうではありませんか。
 
 
 
 
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