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県立高校すべての教室にエアコン

山本よしかず からのメッセージ

 2025年の万国博覧会(万博)が大阪で開催されることが決まりました。2020年の東京オリンピックに続いての世界のビッグイベント開催の朗報です。なんとも喜ばしい限りです。

 

 大阪市此花区の埋め立て地、夢洲(ゆめしま)で2025年5月3日から11月3日までの185日間、開催されます。166のパビリオンが設けられ、155の国や国際機関の参加が予定されています。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。長寿時代の豊かな人生の送り方や持続可能な社会システムなど、世界共通の課題解決の道を探ります。55年ぶりの大阪での万博開催による経済波及効果は約1・9兆円と予想され、日本経済への好影響も期待されます。

 

 12月定例県議会が開会しました。今年最後の定例会に、県は県立高校の教室すべてにエアコンを設置するための予算を盛り込んだ補正予算案を提出しました。現在、教室にエアコンが設置されていない県立高校は20校。このうち、統合で校舎を使わなくなる1校を除いた19校の320教室にエアコンを設置することにしています。

 

 今夏は記録的な猛暑でした。エアコンがない教室で授業を受ける生徒の健康が心配され、自民党県連が夏場の猛暑への対策として全県立高校の普通教室に早期にエアコンを設置するよう求める要望書を森田健作知事に提出しました。9月定例県議会の自民党代表質問でも我が党の議員から県立高校へのエアコン設置の要望がなされ、森田知事はエアコン設置の検討を指示したことを明らかにしていました。

 

 エアコン設置済みの103校のうち、航空機騒音対策で設置された5校を除く98校では保護者がエアコンのリース代と電気代を負担していますが、来年度からこの分も含めて県がすべて負担する方向で検討が進められています。

 

 明るい話題をもう一つ。地球の歴史のうち、77万年~12万6千年前を「チバニアン(千葉時代)」と名付けるための申請が、国際学会の2次審査を通過しました。市原市の養老川沿いの地球磁場逆転期の地層「千葉セクション」を各時代の境界を示す代表的な地層「国際標準模式地」として申請、最終候補に残っていました。

 

 「千葉セクション」は国の天然記念物に指定され、多くの見物客が訪れています。国際学会の審査は4次まであり、早ければ来年中に正式に決まる見通しということです。朗報が期待されます。

 

 12月4日(火)の千葉県議会の代表質問に山本義一が登壇します。午前10時から千葉テレビで放映されますので、是非、ご覧いただければと思います。

 

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