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一宮町で五輪サーフィン競技開催へ

山本よしかず からのメッセージ

一宮町で五輪サーフィン競技開催へ

 2020年東京オリンピックの追加競技に決まったサーフィンの会場として一宮町の釣ヶ崎海岸が選ばれる公算が強まりました。8月3日にリオデジャネイロで開催された国際オリンピック委員会(IOC)にサーフィンが追加種目として認められ、その会場として一宮町の釣ヶ崎海岸が提示されました。会場案は12月のIOC理事会で承認される見通しで、記念すべき第一回目のオリンピックサーフィン競技開催濃厚の朗報に、地元は沸いています。

 

 サーフィン競技会場の誘致合戦は激しいものがありました。本県のほか、神奈川県や福島県、茨城県、宮崎県など8都県が立候補し、それぞれPRや陳情を繰り返し、会場誘致に力を尽くしてきました。一宮町もタッグを組んだいすみ市、日本サーフィン連盟千葉東支部などとともに五輪・パラリンピック担当大臣に要望書を提出、さらに、全米オープンに優勝した経歴を持つプロサーファー、大原洋人さんの「釣ヶ崎海岸の志田下ポイントの波は、カリフォルニアの波とよく似ている」との言葉を紹介したムービーを制作するなどして、「日本が誇る最高の波」をアピールしてきました。

 

 誘致合戦を勝ち抜き、日本のサーフィン発祥の地である一宮町の釣ヶ崎海岸が開催候補地の金的を射止めた理由として、年間を通してサーフィンに適した波があり、世界最高峰のサーフィン競技会であるワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)がこれまでに6回も開催されるなど、大きな大会開催の実績があるほか、東京都からの交通の便が良いことなどが挙げられています。

 

 サーフィンが追加競技として認められ、一宮町が会場候補地として示されたことについて、森田知事も「五輪史上初めて競技種目に採用され、会場予定地に本県が選ばれたことは光栄。九十九里、外房地域が一丸となって誘致してきたことが実を結び、うれしく思っている」と歓迎、さらに、「交通のアクセスや宿泊施設などを、組織委員会とも相談しながらやらなければならない」と話しました。

 

 既に千葉県では幕張メッセを会場としてフェンシング、レスリング、テコンドーが開催されることになっていて、サーフィンの一宮町開催が本決まりになれば、4つの競技が県内で開催されることになります。サーフィン競技種目はショートボード。男女20人ずつ40人の世界トップレベルの選手がメダルを競います。

 

 競技を観戦しに世界から多くの人が千葉県を訪れます。これを機に世界に千葉県の魅力を発信し、千葉県の名を売り込むチャンスです。本番までに施設や交通インフラなどを整備して世界からお越しになる五輪関係者及び観衆をお迎えしましょう。

 

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