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まもなく6月定例県議会

山本よしかず からのメッセージ

 新緑を吹き渡る風が気持ち良い気候が続いたと思ったら、真夏のような天候や少し肌寒い天候になったりと、体調管理が難しい日々もありましたが、もう梅雨のシーズンがやってきます。これから夏にかけて今年はどのような気象になるのでしょうか。都市のヒート現象の影響で、近年はゲリラ豪雨が頻発しています。大きな災害が発生しなければよいのですが…。

 

 まもなく6月県議会が始まります。6月15日に開会し、7月12日まで議案に対する審査が行われる予定です。我々の暮らし向上に密接な関係がある県予算や、さまざまな県の施策を審議する予算委員会も行われます。予算委員会委員の一人として、慎重に審議にあたりたいと思います。

 

 5月28日(日)に千葉市長選挙の投票が行われ、現職の熊谷俊人氏が当選しました。熊谷氏は3期目の当選です。今後、1兆円を超える市債残高問題などに積極的な対応が求められています。

 

 投票率は前回を下回り29・07%でした。3人に1人しか投票しなかったことになります。わが自民党が擁立を見送り、有力な対抗候補がいなかったことも影響しているのでしょうが、有権者が投票所に足を運びたくなるような対策が必要です。6月18日には63万人の住民を抱える国内最大の中核都市、船橋市長選挙の投票が行われます。活発な政策論争で関心が高まってほしいものです。

 

 新聞紙上やテレビニュースをにぎわしているのが2020年東京オリンピック・パラリンピックの費用負担問題です。本県では幕張メッセを会場にレスリング、フェンシング、テコンドーなどが行われ、一宮市ではサーフィン競技が開催されることになっています。このほか、近県では埼玉県でバスケットボール、サッカーなど、神奈川県ではセーリング競技が実施されることが決まっていますが、大会組織委員会などはこれらの開催県にも費用負担を求めて紛糾しました。

 

 その後、自治体の仮設施設の整備費は全額、東京都が負担することになり、さらに、先月31日には総額1兆3900億円と試算される大会経費の分担が、政府、東京都、大会組織委員会、会場を抱える地方自治体の間で合意されました。ただ、本県など都外の自治体が受け入れに反発していた運営費350億円の扱いは先送りされ、未解決のまま。東京オリンピック・パラリンピック開催へ向け4者の足並みが本当に揃うまで、まだまだ時間がかかりそうです。

 

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