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日本選手の活躍に感動

山本よしかず からのメッセージ

 平昌冬季オリンピックでは、過去最大となる13個のメダルをお土産に、日本選手団が凱旋しました。テレビの前の我々を夢中にさせた17日間でしたが、帰国した選手たちは全力を出し切ったといった表情に加え、家族・関係者並びに応援してくれた方々に向けた感謝の言葉に対して改めて胸が熱くなりました。

 

 記者会見や地元への挨拶と、選手たちは大忙しのようでしたが、羽生選手らフィギュアスケートの選手が「アイススケートリンクが足りない」と訴えていたのが気になりました。県内の現状を見ますと、昔は各地にスケート場がありましたが、次々と閉鎖され、今では千葉市のアクアリンクちばなどほんの数カ所になりました。中国は4年後の自国開催に向けて冬季競技力の向上を目指して、施設の整備に力を入れるそうです。我が国もこの感動を継ぎに繋げるためにも、スケート人口のすそ野拡大のためにもスケートリンクの整備及び競技の魅力を広めていく必要があります。

 

 2月定例県議会が開催されています。新年度の県予算を決める大事な議会です。提案された平成30年度当初予算案の総額は約1兆7288億8100万円で、前年度比27億円、0.2%の増となっています。千葉県の総合計画「次世代への飛躍 輝け!ちば元気プラン」策定後、初めての通年予算で、開会日の森田知事のあいさつによりますと、「子ども・子育て世代への支援の充実 」「県民サービスの向上と経済活性化のための社会基盤の整備」「医療・福祉の充実」「くらしの安全・安心の確立」「商工業の振興・雇用」「農林水産業の振興」「環境・文化・スポーツ施策の推進」などの事業にかかわる予算を計上し、「くらし満足度日本一」の実現を目指すものです。

 

 「千葉の魅力発信」も新年度の事業として組み入れられました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えてサーフィン会場になる一宮町釣ヶ崎海岸地区の自然公園施設の整備や幕張メッセの改修が行われ、さらに、各地の観光地のトイレや案内板整備などが進められます。

 

 予算案では県民生活の利便性や経済活動の活性化に欠かせない道路ネットワークの整備予算が大幅に増額されました。圏央道大栄―横芝間の事業進捗、北千葉道路の市川市―船橋市区間の早期事業化をはじめ、基幹道路へのアクセス道路や市町村からの要望が多い地域に密着した道路の整備を進めるものです。歩道が狭く、ベビーカー等を押して歩くのにも難渋する道路も都市部を中心に見受けられるため、歩行者の安全を図るうえにも歩道整備を含めた道路整備を進めていくことが重要なもの考えています。

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