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八街バイパス、待たれる全線開通

山本よしかず からのメッセージ

 大阪府北部での地震によって被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 
 県内でも地震が相次いでいます。先月14日、16日には1日で6回の揺れが観測され、未だに地震が続いています。房総半島沖の地盤は様々なプレートがせめぎ合っていて、その境目がゆっくりとずれるスロースリップ現象による地震だそうです。
 
 この現象による地震は過去にも定期的に観測されていて、揺れは最大で震度5弱程度。今回のスロースリップ現象によって、直ちに巨大地震が発生するとは考えにくいというのが地震学者大多数の意見ですが、なかには「房総半島沖で巨大地震発生の前兆」と言う研究者もいて、南海トラフ大地震発生の可能性が高まっている折、なにやら不気味です。とりあえず、避難場所を再度確認するなどの防災対策をしっかりと行うことにしましょう。
 
 6月定例県議会で昨年の9月定例県議会に続いて登壇し、一般質問を行いました。道路問題では全線開通が待たれる八街バイパスを取り上げ、工事の進捗状況などをうかがいました。八街バイパスは昨年3月22日に八街市五区交差点付近から国道409号までの区間約1・2㌔㍍が一部暫定2車線道路として開通、これによって全体計画の延長3・2㌔㍍のうち、約2・7㌔㍍が整備されて供用開始されています。朝夕の通勤時間帯を中心に交通渋滞が目立っていた「八街十字路」の混雑も若干、緩和されてきたようです。
 
 残りは延長約0・5㌔㍍。県土整備部長のご答弁によりますと、用地取得が完了し、今年度、道路改良工事に着手する予定だそうです。完工目標年度は平成32年度。計画通りの完成が待たれます。
県農林総合研究センターで開発された落花生新品種「千葉P114号」の愛称募集が昨秋、行われました。農林水産部長のご答弁では、6330点の応募の中から、生産者やコピーライターなどによる愛称選考委員会によって愛称が選定され、商標登録を出願中だそうです。今月中に愛称が発表され、11月にはデビューイベントの開催を計画しているとのことです。
 
 「千葉P114号」は本県での20数年ぶりの落花生新品種。煎り豆に適した甘みのある、莢が白くきれいな落花生だそうです。デビューが大いに待たれます。
 

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