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大震災復興・復旧県議会

◆大震災復興・復旧県議会◆
 
 改選後、初の県議会が開催されました。選挙が終わってすぐに開催される臨時県議会でしたが、東北と関東を襲った大震災を受けて、震災被害からの復興・復旧を協議するいつもとは違った臨時県議会になりました。 
 
   東北関東大震災では本県も旭市を中心に大きな被害を被りました。県は早速、災害復興復旧本部を立ち上げ、被災地の救援に乗り出しましたが、それにはかなりの額の資金が必要で、今回の議会ではこのための一般会計補正予算が可決承認されました。435億円余りが被災者の生活再建や産業の再生のために使われます。 
 
   千葉県独自の試みも盛り込まれました。浦安市や千葉市などで起きた地盤の液状化で被災し、家が全壊・半壊した被災者には国から300万円が支給されますが、家がわずかに傾いたなどで国の支援制度の対象にならない被災者に対して、県は100万円の見舞金を支給することにしました。森田知事は県議会壇上で「大震災からの復興・復旧に県民一丸とならなければならない。千葉県独自の試みも必要」と呼びかけました。 
 
   ところで、今議会で思いがけず、所属する環境警察常任委員会の委員長に私が選出されました。改選後、初の委員会に臨みましたが、委員から「放射線量などについて、さまざまな情報が出回っている。県民の安心のために県として情報を発信する必要があると思うがどうか」と質問がありました。これに対し、県の担当者は「県民の方々に安心してもらえるよう、測定や評価、情報提供の方法などについて、市町村などと連携しながら、早急に検討していきたい」と答えました。 
 
   委員長として、委員会での質疑の模様と結果を本会議の壇上で報告しましたが、責任ある立場を改めて知らされ、身が引き締まる思いでした。これからも、県民の安全・安心な暮らしを守るために頑張っていきたいと思います。
 
 
 
 
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