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「日本人の民度」を更新いたしました

山本よしかず からのメッセージ

 

◆日本人の民度◆

 

 「日本人の国民性調査」で、日本人は「礼儀正しく親切」と考える人が13回の調査の中で、過去最高になりました。

 

 大学共同利用機関・統計数理研究所が日本人の考え方などを知るために5年ごとに行っている調査で、今回は無行為で抽出した20~84歳の男女計3,170人に直接聞き取り調査を行ったものです。

 

 日本人の長所を尋ねた質問では、「礼儀正しい」が77%、「親切」が71%で、いずれも過去最高となり、また、「勤勉」という回答も70%を超えており、いずれも前回調査より大幅に伸びました。

 

 また、全体の72%の人が「まじめに努力していれば、いつかは必ず報われると思う」との回答に対し、「いくら努力しても、まったく報われないことが多いと思う」との回答は全体の26%に過ぎませんでした。

 

 なお、国連が公表した世界国民の民度・道徳別ランキングで日本はアメリカ、フランス、スイスなどの国々を上回り、30年余りにわたって、「1位」の座にいますが、この要因としては、店の外に商品が並べられていてもだれも持っていかず、落とし物をしても拾われて手元に戻ってくることを我々日本人はさして不思議に思いませんが、多くの外国人には信じられない光景に写るらしく、日本を訪問した外国人からは「日本人の民度は素晴らしい」という声が聞こえてきます。

 

 今回の国民性調査の回答は、日本人の民度の高さを物語るもので、自分も含めた周囲の人が、「他人の役に立とうとしている」と感じている人は45%で、「自分のことだけを考えている」という回答を上回ったのも、日本人の民度が高いからこそではないでしょうか。

 

 日本の社会や伝統、教育が培ってきた日本人の高い民度は世界に誇れるものなのです。

 

 現在の日本社会は様々な問題を内包していますが、この調査結果を見る限り、長い間に培われてきた日本人の民度は決して損なわれていないようです。

 

 そして、日本への愛着も強く、調査では83%の人が「生まれ変わっても日本人がいい」と答えています。

 
 
 
 

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