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プレミアム付き商品券

山本よしかず からのメッセージ

◆プレミアム付き商品券◆

 経済振興と地方創生を目的に都道府県や市町村によるプレミアム付き商品券や旅行券の発行が始まりました。
 
 住民の人気は上々で、全国の先陣を切って発行した自治体では、どこもあっという間に完売したそうです。
 
 新潟県阿賀野市の額面1万円の旅行券が半額の5千円で購入できる五頭温泉郷スーパープレミアム旅行券は5月1日の発売と同時に電話、FAX、インターネットでの購入は3分で、並んでの購入も10分ほどで売り切れたそうです。
 
 鳥取県は県内宿泊施設で使用できる額面1万円のプレミアム宿泊券を全国のコンビニ店にて1枚5千円で発売したところ、1万4000枚がわずか4分で売り切れました。
 
 東京都大田区のプレミアム付き大田区内共通商品券も10日間ですべて売り切れになりました。
 
 緊急経済対策と地方創生を目的としたこのプレミアム付き商品券や旅行券の発行のために国は総額4200億円の予算を確保し、全国の30都道府県と1709市区町村からの申請を受けたうち、千葉県では県内54の全市町村が発行準備を進めています。
 
 千葉市では6月から20%のプレミアムを上乗せした額の買い物ができる商品券を30億円分発行するほか、市民の健康づくりや子どもの学習支援などのサービスを掲載したカタログを作成し、購入金額の50%を割り引く「ひとづくり応援カタログ商品券」の販売を検討しているそうです。
 
 松戸市ではプレミアム率30%の商品券を発行するほか、子育て世帯の応援のために中学生以下の子ども1人につき3000円分の商品券の配布を予定しているようです。
 
 成田市でも6月に1セット1万円で1万3000円分の買い物ができるプレミアム付き商品券の発行を予定していますが、混乱や不正を避けるため、はがきでの購入申し込みが必要になるそうです。
 
 県内、他市町村でもはがきでの申し込み・抽選の方式を採用するところが多いようです。
 
 わが八街市でも国と県の補助金1億7000万円余りを活用して8月から1万3000円分の商品券が1万円で購入できるプレミアム付き商品券が先着順で発売されます。
 
 今回のプレミアム付き商品券については、先陣を切って発行された各自治体の状況からも人気が高く、多くの人々に喜んでいただいていることが分かります。
 
 この試みによって地方が活気づくためにも、それぞれの自治体にアイデアを凝らしたプレミアム付き商品券を発行していただき、持続的な個人消費拡大のきっかけとなることを願っています。
 

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