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柏の葉公園で「みどりの愛護」のつどい

山本よしかず からのメッセージ

 2月県議会で平成28年度の県当初予算案が可決されました。私たち県民の暮らし向上を後押しする一般会計の総額は1兆7139億円で、3年連続過去最大を更新しました。 平成28年度は県の「新 輝け!ちば元気プラン」の仕上げの年です。「積み上げてきた施策をさらに発展させる総仕上げの年」(森田知事)と位置付け、「県内経済の活性化」「農林水産業の振興と社会基盤づくり」「くらしの安全・安心の確立」「子ども・子育て世代への支援の充実」「医療・福祉の充実」「環境・文化施策の推進」に重点的に予算が配分されました。
 
 具体的には、オリンピック・パラリンピックやアクアラインマラソンを契機とした地域の活性化、中小企業への支援、道路ネットワーク整備の拡充、農林水産業の競争力強化、津波対策や防犯ボックスの普及による防犯対策の強化、私学助成の県単独補助単価の拡充、いじめ・児童虐待の防止、医師・看護師確保、特別養護老人ホームの整備促進などの事業に予算が振り分けられました。 この2月県議会で登壇し、一般質問を行いました。まず質問したのが今年6月に柏市の県立柏の葉公園で開催される「みどりの愛護」のつどいです。貴重な緑を守り育て親しむと同時に、その恩恵に感謝し、豊かな心を育むことを目的として制定された「みどりの日」の趣旨を踏まえ、平成2年度から全国の都市公園で開催されているのが「みどりの愛護」のつどいで、本県では初の開催になります。
 
 残念ながら、千葉県内では都市化の進展に伴い、この5年間で4千ヘクタールもの緑地が姿を消したということです。このような状況の中で、緑を守り育てようという「みどりの愛護」のつどいが開催されることは大変、意義深いものがあります。私の地元、八街市においても様々なボランティア団体が公園や道路、河川の愛護活動に取り組んでおります。また、八街市の千葉黎明高校や八街中学校などが駅前や市役所、公園などの花植えの管理を行う、緑化活動に取り組んでおります。「みどりの愛護」のつどいを契機にして、より一層、県内の緑化活動が活発になればと思います。
 
 八街市の特産、落花生の増産に向けた取り組みについても質問しました。マルチ被覆を同時に行えるは種機や落花生を掘り上げながら反転させる堀上機などの省力化機械が開発され、試験導入が始まったという答弁を県の担当部長から頂きました。落花生栽培農家にとって大きな助けになることでしょう。
 
 4月は就職、進学のシーズン。新たな環境で持てる力を存分に振るい、活躍なされることを心からお祈りします。
 

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