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総選挙、自民党が絶対安定多数確保

山本よしかずからのメッセージ

 第49回衆議院選挙の投開票が10月31日に行われ、261議席を獲得した自民党が絶対安定多数を手中にしました。このことはいかに多くの有権者が安定した政治を求めているかの表れではないかと思います。自民党候補に1票を投じてくれた有権者の皆様に感謝し、自民党の国会議員、地方議員が手を携えてコロナ禍で疲弊した社会、経済の立て直しに全力を挙げることを誓います。

 2012年から2017年までの3回の衆院選挙がいずれも自民党の大勝だっただけに、野党が共闘し、統一候補を立ててきた今回の選挙は当初から苦戦が予想されていました。それでもふたを開けてみれば、自民党当選者は過半数の233議席はおろか、17の常任委員会での委員長ポストをすべて自民党議員で占めることができ、さらに委員の数でも野党委員を上回って、スムーズな国会運営が可能になる絶対安定多数に達しました。議員の減少を最小限に食い止め、絶対安定多数を獲得した結果について、自民党内部には「実質的な勝利」との声もあります。

 この選挙結果を受けて岸田首相は、「政権選択選挙において信任いただいた。このことは大変ありがたかったと思います。加えて、自民党の単独過半数、これも国民の皆さんにお認めいただいた。ぜひ、そうした結果を踏まえて、これからしっかり政権運営、国会運営を行っていきたいと思っています」と抱負を述べました。

 自民党の絶対安定多数確保は経済界に好感をもって迎えられています。経団連の戸倉雅和会長は「内外に課題が山積する中、強力で安定した政治体制が築かれたことは、非常に歓迎したい」と述べました。経済同友会の櫻田代表幹事も「岸田首相が掲げてきた新しい資本主義実現に向けた取り組みが継続されることを歓迎する」とコメントしました。投票日翌日の株価は安定的な政策運営の期待が高まって、700円を超える今年2番目の上げ幅になりました。

 自民党は多くの有権者によって、政治のリーダーシップを託されました。コロナ禍を克服し、輝かしい日本の未来に向かって自民党は一致団結します。

 

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