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インバウンド急増

山本よしかずからのメッセージ

 観光で日本を訪れる外国人が増加しています。観光局が発表した2023年12月の宿泊統計によりますと、外国人延べ宿泊者数は2019年同月比で32.2%増の1214万人泊(人泊=宿泊人数×宿泊数)となり、6カ月連続でコロナ禍前の水準を上回りました。千葉県にも外国人旅行者が楽しめる観光地がたくさんあります。私、山本義一は大勢の外国人観光客が千葉県を旅行の目的地として来ていただけるよう、観光振興に力を注ぎます。また、成田空港が外国人観光客と全国各地のつなぎ役を一層果たす取り組みを進めます。
 
 宿泊先ではやはり東京都、大阪府、京都府がベストスリーを占めましたが、福岡県が大きく伸びているのが注目されます。同じ九州の大分県もぐんと伸びました。福岡県は韓国に近いことから同国からの旅行者が大勢訪れているということです。大分県は何と言っても有名な温泉どころ。福岡を訪れた観光客が足を伸ばしているそうです。本県は神奈川県、沖縄県などとともにベスト10入りしています。ちなみに国籍別では韓国、台湾、中国、米国、香港、シンガポールなどからの観光客が目立っています。
 
 外国人旅行者が国内で消費する金額は貴重な外貨収入です。観光庁の統計によりますと、2022年の訪日外国人旅行者の消費額は新型コロナ水際対策の大幅緩和で5兆2923億円となり、過去最高を更新しました。
 
 訪日外国人旅行客、いわゆるインバウンドが増えている理由として、まず、新型コロナの流行が落ち着き、外国旅行がしやすくなったことが挙げられます。また、円安のためにお得な旅行先として日本がクローズアップされました。
 
 ちなみに、日本滞在でしたことのアンケートでは、「日本食を食べた」、「ショッピング」、「繁華街の街歩き」が上位を占めましたが、「日本の生活を体験」、「日本のポップカルチャーを楽しむ」、「映画・アニメゆかりの地を訪問」などの回答も目立ちました。このアンケートから分かるように、日本旅行での外国人観光客の目的は近年、多様化しています。これらの外国人観光客を受け入れるためにも、関係者は様々なプランを立案し、外国人旅行者の要望に応える必要があるのではないでしょうか。

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