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56年ぶりの東京オリンピック

◆56年ぶりの東京オリンピック◆

 

 9月16日に日本列島を縦断した台風18号の影響で、県内全域に強風が吹き荒れ、負傷者や公共交通機関の乱れによりJR京葉線、総武快速線、久留里線、鹿島線、外房線などの全線で一時、運転見合わせがあり、また、高速道路では東京湾アクアラインなども一時通行止めとなりました。これらの被害を受けました皆様の一日も早い復旧・回復を願うしだいです。

 

   リオデジャネイロに続いて2020年に開催される夏季オリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まりました。前回はあえなく敗退、今回も分からなかっただけに、早朝、テレビから流れる朗報に胸が熱くなった人も多いことでしょう。

 

   昭和39年に開催された東京オリンピック以来、56年ぶりの夏季オリンピックです。札幌、長野の冬季オリンピックを含めて3度のオリンピックを成功させた日本の開催能力がIOC委員に評価されたのでしょう。それに加えて、パラリンピック選手の佐藤真海さんらのプレゼンテーションが素晴らしく、笑顔を絶やさない高円宮妃久子さまのスピーチが心を打ちました。

 

   ある新聞社の世論調査によると、「東京にオリンピックが決まって良かった」という回答が68%を占めたそうです。別の新聞社の調査では83%に達し、オリンピックを歓迎するムードが高まっています。投票に先駆けて行われたIOCの国内調査では70%がオリンピック招致に「賛成」でした。ちなみに大阪が招致に名乗りを上げたときは「賛成」が51%だったそうで、今回はいかに国民の後押しがあったかが分かります。

 

 「東京に決まってよかった」と答えた理由では経済効果を期待する声が多数を占めました。オリンピックは経済を活性化すると期待されています。東京都はオリンピックによる波及効果が3兆円に上ると試算しました。観光産業の伸張などさまざまな分野を合計すると150兆円になるのではと見る民間の経済アナリストもいます。

 

   安倍首相はオリンピック開催をデフレ脱却、経済復興の第4の矢と位置づけ、「単に東京だけでなく日本全体が活力を取り戻す大きな弾みとなるものにしたい」と経済諮問会議に指示しました。経済復興に強力な援軍となるよう、東京オリンピックをおおいに盛り上げましょう。

 

   2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの成功を願い、国・地方・民間企業が一体となって協力し合って行かなければならないと感じています。そこで、本県としては交通網の整備として圏央道の早期開通を始めとし、選手・関係者の宿泊施設や練習場の誘致、地元観光地のPR活動の強化が必要だと感じています。

 

   八街市としてはブランド品でもある落花生を始めとして特産物を全世界に広めるチャンスと位置付け、市のキャラクターなどを活用し、落花生等のPR活動・販売を目的としたイベントに参加できるよう県の商工関係者に働きかけ、参加できるよう努めていかなければならないと考えていますので、ご意見・アイデアがありましたら、ご連絡いただければと考えています。

 

 

 

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